- 沖縄ゼルバ式メソッドサッカースクール
- 誰と試合をしているのか?
誰と戦っているの?と思わされるような場面・
試合をしていると対戦相手のチーム同士で、こんな声が聞こえます。
『何やってんだよ』『ミスすんなよ』
『シュート外すなよ』…『お前こそ外してただろ』
サッカーをやって真剣になればなるほど…まあ気持ちはわかります。
けれど、同じような言葉が相手のベンチからも聞こえます。
ああ、なるほど、普段から大人がそういう声を出しているから、子供達にも影響があるんだな、と。
そして、往々にして、勝っているときは威勢がいいのですが、
上手くいかなくなると、
だんだん仲間のせい、
次に相手のプレーがファールだと言い出し、
最後は審判のジャッジに対しても….
こういうシーン、本当によく見ます。
そして、中心になっていそうな選手ほど、こういうタイプです。
かくゆう私も子供の頃は。
人一倍勝ちたい気持ちが強い。そして頑張っているからこそ
なのですが、本当に勿体無い。
有り余るエネルギーが全て、周りへとベクトルを向けてしまい、
自分が今できること
そして、今自分が変えられること
に対して、何もフォーカスできなくなってしまう。
相手がいるからこそ、切磋琢磨し、その中で、自分に今必要な事、出来ていること、そしてまだ出来ていないこと。
そうしたことを知る。そしてそれが成長につながる
相手に対して、審判に対して、そして仲間に対してリスペクとがなければ成長は出来ないよ。
自分一人では試合はできないし、仲間がいるから補ってもらえる自分がいる。
そしてそれに気づかせてあげる大人も必要だと、常々思います。