- 沖縄ゼルバ式メソッドサッカースクール
- 子どもが集中できないとき
子どもたちの集中力が下がってるな、なんかまとまりがないとき…どうしたらいいでしょう?
先日、ウチのスクールのコーチで、他でも指導している若いコーチから、
自分、指導中に子どもたちの雰囲気に流されちゃうんです…と言われました。
私『どんな時に、どんな風に流されちゃうの?』
コーチ「子どもたちがふざけて、イマイチ集中できない時に、なんとなくそのままの雰囲気でダラダラしてしまって、立て直せなくて。」
私『そんな時、どうするの?怒鳴るとか怒る?』
コーチ「そういうことはしないです笑 でも、どうしたらいいのか?と」
私『怒鳴らないだけスゴイね。自分がその年齢の時には怒り飛ばしてたよ笑』
そうなんです。
私も昔は、なにやってんだ!しっかりやれよ。できないんなら来るな!と言ったりもしてました。
でも、それは本質的な解決ではないと、だんだん気づきました。
最近の対応としては、一度子供たちを集めて、同じ目線にして
『今のみんなの雰囲気はどうかな?』と、自分たちの今の状態に目を向ける質問をします。
この時にはじめは頭に????が浮かぶ子もいますが、数名が、
少しふざけてた。ちゃんとやってない、集中してない。などの声をあげてきます。
ここでいう「ちゃんと」に目を向けさせることも大切ですし、
また、『じゃあ、もっとどうしたら良さそう?』とか、『みんなは何をしにきてるんだっけ?そしてどうなりたいんだっけ?』
という問いかけをすると、子どもたちは段々と、自分たちができること、もっと取り組めそうなことについての話をしてきます。
『じゃあ、そういう気づきがあるなら、それを元に今からやってみようか。』
と、次の練習に移ると、もう目の色も雰囲気もまるで変わり、主体的にグングンプレーしていきます。
その時に、『すごい!いいね!サイコー』とか褒めていったり、雰囲気のよくなった所を伝えていくと、
子どもたちはノリノリです。
終わった時に、『さっきまでと今の雰囲気、何か違いはある?』と聞くと、「集中してた!頑張ってた!楽しい」といった声が口々に。
『みんなの楽しそうな姿にコーチも見ていて楽しくなったよ。こんなにできるなら、来週は初めからできたらもっと上手くなりそうだね』という話をしていきます。
翌週になると、またふざけてしまう事もあります。でも、また、先週と今との違いや、自分たちができたことに目を向けるような問いを繰り返す。するとまた徐々に集中力が増します。
これらを積み重ねていくと、その子たちの主体性やサッカーに対する意識が変わります。
みんなで楽しく、ふざけながらやる事も楽しいこと、楽しいと感じる子もいると思います。
ゼルバサッカースクールでは、子どもたちの成長をテーマにしているので、自分の熱中、取り組み、本気の楽しいに気づくように促しています。
色々なアプローチの仕方があると思いますが、可能な限り、子どもたちに問いをたて、彼らの内面にあるやる気とモチベーションを引き出し、その上で達成感を感じて欲しいです。
目標と目的、モチベーションと協力、そして問いかけ。
これらを引き出していくことを大切にしています。
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