ZELVAコーチの独り言
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2025.01.31 / ZELVAコーチの独り言
こんにちは、今日のブログはゼルバサッカースクールの晶コーチです。
みなさん、体育の時間はお好きでしたか?
僕は、ボール競技は好きでしたが、マットや跳び箱や鉄棒は好きじゃなかったです。
マラソンもそんなには・・・・。とはいえ、体を動かすことが好きなので、まだ良かったかな。
最近、嫌で嫌で仕方ない、運動会なんて休んでいた!というアイドルの話がバズったりもしていましたね。
体育という時間、定義については色々と議論がありますが、
最近、様々な学校の体育の授業を指導させていただいて、いろんな気づきがありました。
私たちのスタッフは、スポーツを教えることを生業にした言わばプロ。
かたや学校の先生は子供と関わるプロではあるけど、体育のプロではない。
ここに結構な課題があるように思いました。
サッカーなんてやったことない、興味ないよ!っていう先生が、サッカーを教えなきゃいけない。
これはきついですね。いくら仕事とはいえ。
私も見るのは好きでもわからない、エイサーを子供に教えろ、と言われたら…大変なことになりそうです。
リズム感はまあまあ自信ないですしw
サッカーに限らず、苦手な人から体育を教わったら、子供達が体育を好きになるのは、結構ハードル高いかもしれません。
体育=運動 これが問題
小学校の子にとって、体育と運動はほぼ同義語、この時にできない、苦手、面白くない、なんなら馬鹿にされる
というのが入ったら、運動からはどんどん足が遠のくのはごく自然なこと。
でも、体育は運動(スポーツ)とは違うんです。
運動(スポーツ)の一部に体育があるというか。教育の一環に組み込まれてしまった
スポーツとは身体と精神面、規律を鍛える、忍耐、鍛錬、努力、根性、協調生が大切!
ではない。
運動(スポーツ)の一部に体育があるというか。教育の一環に組み込まれてしまった
スポーツの本来の意味は
『気晴らし』
普段の仕事や生活からの気分転換、つまり楽しむものです。
規律やルールに縛られて堅苦しくなるものではないんです。
子供は本来、物が落ちてたら拾ってみたくなるし、ボタンがあったら押してみたくなり、
ボールがあったら触って投げたり、蹴ったりしたくなります。
好奇心の塊
なのです。
話を聞く、並ぶ、姿勢良くする。こういったことももちろん大切ですが、
学校の授業の中で、子どもが体を動かすことに喜びを感じて、楽しみ、子どもらしく振る舞える時間であることを切に願いたい。
楽しんで活動している時にこと、脳は何より活性化し、できる!できた!を感じることで、
自己肯定感も高まる。
できない、で始まり、できた!という体験、経験は、スポーツでは感じやすく、体感として残る。
努力や、できないからこそ可能性がある、達成感を知るスタートにもなる。
体を動かすことは、心身の健康にもとても大切になる。
将来においても有意義な時間になる、ということを踏まえての体育であってほしい。
学校の教育現場が、科目によっては専門的な人に任せる時期に来ているように思う。