体験に来てくれた子は緊張しがち。
初めての環境になかなかみんなの輪に入れない子もいます。

　それも大丈夫。

　子供によってはズンズン入る子もいれば、ここはどんな場所？
この場所は安全？知らない子ばかりだけど大丈夫？

　と、内心では様々な不安の種がわいています。

　そういう時は、待つことが本当に大切。

　わざわざ来てくれた親御さんには歯がゆいかも知れません。

それでも、サッカーをやる当の本人が、前向きに臨む。
無理やりやらせても、家ではあったはずのやる気も台無しになってしまいます。

　外から様子を見るのも良し。

　少しやってみたくなったタイミング（もしかしたら翌週？）に入ってくれれば大丈夫。

　子供にとっては、安心安全な環境をまずは提供し、
そこから一つずつ、不安を解消していく。

　ボールにさわれた。
　お友達と話せた。

　コーチの話を聞いて理解した。

　などなど、初めての体験を少しずつ積み重ねて、段々と自信を持ち。

　ひいては新しい経験に対しても前向きに取り組める体質に成長していく。

　そこまで長い目で見てあげることが大事かも知れません。

　1年越しに体験から入会してくれたこともあります。

　子供の気持ちに寄り添ってくれる親御さんの愛情に感謝です。

　子供の成長のスピードは本当に人それぞれ。

　主体性を育むために待つことは何よりも大切かも知れません。